長い 。(笑)

我ながらタイトルが長い。

まるで B’z の歌の題名のよう。(笑)

とまぁそんな話はさておき。

今回は

『なぜ潜在意識にプログラムが書き込まれていくのか』

というお話です。

私たちという命には

『生き残る≒種の存続』

という根底的なプログラムが組み込まれています。

そこは大前提として、その大前提が下部に組み込まれていることによって、その上に私達に刻み込まれていくプログラムについてお話ししていきます。

まず生き残るために必要なことは「死なないこと」です。

ものすごく当たり前の事なんですが死ななければ生きられます。

そして長く生きれば生きるほど、未来に『自分の種≒自分の子孫』を残す可能性が上がります。

つまり『種の存続』です。

ですので命に関わることは私たちの脳に、記憶に、深く刻み込まれるようにプログラムされています

まず「死ぬことは怖い」というプログラムです。

死ぬことが怖ければ、当然死を避けようとします。

そうすれば当然「生き残る」という方向に命は進みますよね。

じゃあ

『生き残るために何が必要か』

と言われれば

「命の危険を脅かすものを自分から遠ざけること」

つまり

「危険なものから遠ざかること」

が必要になります。

そしてその危険なものから遠ざかるためにはまずその危険なものを記憶しなければなりません。

何が「危険なものか」覚えていないと避けようがありませんからねぇ。

そして「危険なもの」というのは人にとって「不快なもの」なのです

このご時世、少なくとも日本では日々命が危険にさらされているような状況はまずないので、基本的に「不快なこと、嫌なこと」が強く記憶に残ります。

これは

「お年寄りが昔の嫌なことを昨日のことのように思い出してはよく愚痴っている」

のと同じ仕組みです。

イヤなことの方が記憶に残るように出来てるんだから、あれも仕方がないことちゅうことですよね。

なのでお年寄りのそんな愚痴話はうまく聞き流しつつ、許しちゃってつかあさい。笑

明日は我が身。笑

そんなわけで嫌なことというのは私たちの潜在意識にプログラムされていきます。

そしてそれらのプログラムは無意識のうちに私たちを動かすことになります。

潜在意識にプログラムが書き込まれる方法としては以下の二つのパターンがあります。

①繰り返し繰り返し刷り込まれていくことによって書き込まれていくプログラム

②たった一回だけど大きくショックを受けたことにより書き込まれるプログラム

①の例を上げるなら

「繰り返し繰り返し子供の頃から『お前はバカな子だ』と育てられたため、本当に勉強のできない子になる」

的なやつです。

こういうもの以外にも習慣として獲得するプログラムの例として、例えば

「レモンの話を聞いただけで唾液が出てくる」

というようなものも、繰り返しの学習によって私たちに組み込まれていくプログラムです。

実際に目の前になくてもまるでそれが本当に起きているかのように体に反応が起こるんですよね。

実際にあるかどうかは別として、脳が認識してしまえば現実も非現実も脳にとったら「存在してる」のと同じなわけです。

『存在の定義』ですよ。

おもしろいですね✨

また②の例をあげると、トラウマになるような出来事です。

例えば目の前で事故を見た、とか。

まあこの例は本当に衝撃的すぎますが別にこんなにわかりやすく衝撃的な出来事じゃなくても、自分の中で大きく揺さぶられるような出来事は記憶として脳に、潜在意識に深く刻み込まれてしまいます。

そもそも自分の命を守るために活用していたプログラムが、命を脅かされるような場面がほとんどなくなった昨今では日常の「不快なこと、衝撃的なこと」が代わりに「記憶に、潜在意識に」プログラムされるようになり、ときと場合によっては心を脅かすことがあるという現状はニントモカントモですね。

でもそもそもは全て自分を守るためのプログラム。

『悪』なわけではないのですよね。

だけどそのプログラムによって刻み込まれた新たなプログラムが今の自分にとって必要ないのであれば、当然そのプログラムを自分にとって使いやすく都合のいいものに書き換え、楽に生きる方法もあるわけです。

その『プログラムの改善』をするのがヒプノセラピーであり、催眠療法なわけですよ。

みなさん、お分かりになって?

まあとどのつまり、この部分が一番言いたかったわけよ、ぶっちゃけ。笑

というわけで次回は何を書くか決めてないけど乞うご期待。

知らんけど。笑