さてさてではではまず『瞑想の種類』について語りたいと思います。

瞑想は脳科学的に以下の三つの種類に分類されるそうです。

~集中瞑想~

・脳波はおもにγ波(40ヘルツ以上)で超集中状態を表す

・ろうそくの炎や壁の一点などの対象物や音楽、自分の呼吸に集中する(サマタ瞑想、チベット仏教の瞑想など)

~観察瞑想~

・脳波は主にα波やθ波で深くリラックスしている状態

・自分の体の感覚や思考を感じ、それを観察する(マインドフルネス瞑想、ヴィパッサナー瞑想など)

~自動的に超越する瞑想~

・脳波はα波で前頭葉のα波の同調と前頭葉後部の位相同期現象が特徴

・自分自身の活動領域を超越する(超越瞑想など)

集中瞑想と観察瞑想は昔からある伝統的な瞑想方法です。

超越瞑想は「ちょっと難しいな…」と感じてしまう瞑想そのものをもっと簡単に万人に分かりやすくしたという60年ほど前にできた瞑想法のようです。

が!!

超越瞑想はビジネス臭がプンプンしてなんとも気色悪かったのでここでは紹介しません!

すぐこんなんするよねー。

キモッ!!(笑)

とまあそれはそれで置いといて。(笑)

ではお次は瞑想のやり方を説明します。

と言いたいところなんですが、あまりガチっとした説明は避けたいと思います。

なぜならまじめな人ほど

瞑想はこうしなければならない!!

的マニュアルにとらわれすぎてすぐ「瞑想がうまく出来ません(泣)」とか言いだすからです。

なのでどちらかというとタイプ別に説明したいと思います。

・静かなタイプ

・じっとしていてもいけるタイプ

・もともと集中力があるタイプ

は集中瞑想が向いていると思います。

ろうそくの炎や壁の一点を見つめ、ひたすらボーっとすることに集中します。

音楽や呼吸に意識を集中するのもいいです。

呼吸は吐く息に重きを置きます。

私の場合は呼吸を意識しすぎると息が苦しくなるので、瞑想の最初の方だけ重点的に呼吸を、とくに吐く息を意識して、あとはできるだけ自然に近い呼吸をしています。

ただただボーーーーっと一点を見つめていると、周りの音が聞こえないような、体が軽くなるような、目は閉じているんだけど視界が明るくなるような感覚に、私はなります。

あとはその感覚にそのまま浸っているような、包まれているような感じです。

・じっとできないタイプ

・いろんな思考が浮かんでくるタイプ

・つまり多動なタイプ

は観察瞑想がいいかと。

観察瞑想は自分の考えや感覚に意識を向けます。

集中瞑想が「感覚を一点に集中させる」のに対し、観察瞑想はどちらかというと「感覚を拡大する」感じ。

行動や思考が多動気味なタイプの人が「一点に集中」しようとすると、逆にますます余計なことが気になってきます。(笑)

私がそうです。(笑)

集中しようとすればするほど「あー。今日はなん食べようかなー」とか『それ絶対今考える事じゃない!!』ってことが頭に無駄にやたらに浮かびます。(笑)

そういう人は観察瞑想の方がいい。

個人的には初心者も観察瞑想がやりやすいんじゃないかなと思います。

同じ

「呼吸を意識する」

でも

集中瞑想は呼吸自体を意識的にコントロールし、呼吸に意識をグッと集中している感じですが、観察瞑想の場合は呼吸自体を「あー。今、息してんなー。」と外から自分を観察している感じ。

「あー。体があったかくなってきたなー。」とか「身体が軽くなってきたー。」とか、「なんか悲しいなー。」とか「あー。私、怒ってんなー。」とか

そういう体の感覚や湧いてくる感情に耳を傾けて、あるがままに受け止め、受け流し、また変化をも受け止め、観察する。

そんな感じです。

また歩行禅なんかも観察瞑想に入るので、つまり動きながら観察瞑想することは可能です。

ウォーキングや水泳をしながら自分の手や足の感覚、肌に感じる風や水の感覚に意識を向け、しっかりと感じる。

この時の脳波は運転中や映画を見ているとき、料理をしているときなども観測されます。

もちろんその行為にその本人が「慣れている」ことが大前提ですが。(笑)

繰り返しやるような単調作業には瞑想効果があると思っていいと思います。

つまり「慣れ」で動けるもの、ですな。

なのでウォーキングに限らずとも「パンをこねる」「ミシンでなんか縫う」「一心に拭き掃除する」なんてのでもOKです。

つまりみなさん。

あまり型にとらわれず、こんなときこそ瞑想やってみましょう

っつーことです。

はい。

あ。

誘導瞑想もありですね。

そういうイベントしてもいいなー。